家計簿アプリといえば「マネーフォワード ME」が有名ですが、最近は「楽天家計簿」も人気が高まっています。
どちらも無料で使える便利なサービスですが、特徴や得意分野は大きく異なります。
この記事では、実際に使って分かった両者の違い・メリット・デメリットをわかりやすく比較していきます。
ちなみに私はマネーフォワードに課金していましたが、いったん楽天家計簿の無料に乗り換えてみようと、しばらく移行期間に移っております。
楽天経済圏で生きているので、口座数は意外と無料プランでも足りそうですが、
自動の振り分けとか、更新頻度はまだまだマネーフォワードには及ばない感じかと思いました。
ただ、とあるYouTubeで家計管理ができるようになれば、日々家計簿は付けなくても大丈夫と
そんな言葉を信じて、家計簿への課金をやめてみようと思った次第です。
たまに、資産総額を確認する程度が理想ですが、しばらくは家計簿をこまめに見てしまいそう
マネーフォワードと楽天家計簿の基本情報
項目 | マネーフォワード ME | 楽天家計簿 |
---|---|---|
対応金融機関 | 約2,600以上 | 主に楽天系+一部主要銀行 |
無料プランの制限 | 連携数4件まで | 口座数制限あり(広告付き) |
有料プラン | 月500円前後(プレミアム) | 月額プランあり(広告非表示など) |
主な特徴 | 資産管理・グラフ分析が強力 | 楽天経済圏とスムーズ連携 |
おすすめ対象 | 複数口座を使いこなす人 | 楽天サービス中心の人 |
マネーフォワード ME の特徴
① 連携できる金融機関が圧倒的に多い
マネーフォワードは銀行・クレジットカード・証券・電子マネー・ポイントなど、2,600以上のサービスと自動連携できます。
複数口座を使っていても、資産を一画面で一括管理できるのが大きな魅力です。
② 自動で入出金を取得・分類
明細を自動取得して「食費」「光熱費」などに自動で振り分けてくれるため、手入力の手間がほぼ不要。
予算設定やアラート通知もでき、家計の見える化がスムーズです。
③ グラフ・分析機能が充実
支出の推移グラフ、資産の増減、カテゴリ別の支出割合などを視覚的に確認できるレポート機能が豊富。
家計簿というより「資産管理ツール」に近いレベルです。
④ プレミアムプランでさらに便利
有料プランでは、
- 連携口座の自動更新
- 過去データの無制限閲覧
- 広告非表示
などが利用可能になります。
🔸デメリット
無料プランだと「口座4件まで」「更新頻度が低い」など制限があります。
また、連携設定にやや時間がかかる点も注意です。
楽天家計簿の特徴
① 楽天経済圏ユーザーに最適
楽天家計簿は、楽天カード・楽天銀行・楽天証券などと自動連携でき、利用履歴を簡単に家計簿に反映できます。
楽天ポイントの利用履歴も反映されるため、楽天サービス中心の生活にぴったりです。
② シンプルで使いやすいUI
支出入力やグラフ表示がわかりやすく、家計簿アプリ初心者にも優しい設計。
「とりあえず家計簿をつけたい」人にはちょうどいい使いやすさです。
③ 無料でも十分使える
基本的な家計簿機能は無料で利用可能。
プレミアムプランに加入すれば、広告なし・連携無制限などが解放されます。
🔸デメリット
楽天以外の銀行やカードとの連携が弱く、他社口座を多く持っている人には物足りないかもしれません。
また、ポイント払いの支出が反映されないなど、改善の余地もあります。
マネーフォワードと楽天家計簿の違いを比較
比較項目 | マネーフォワード ME | 楽天家計簿 |
---|---|---|
連携数 | ◎(2,600以上) | △(主に楽天系) |
自動分類の精度 | ◎ | ○ |
楽天サービスとの親和性 | ○ | ◎ |
分析・グラフ機能 | ◎ | ○ |
無料プランの満足度 | ○ | ◎(シンプル派向け) |
有料プランの価値 | ○(高機能) | △(広告削除が中心) |
ポイント管理 | ○(Vポイントなど対応) | ◎(楽天ポイント反映) |
どっちを選ぶべき?目的別おすすめ
🔹 こんな人は「マネーフォワード ME」
- 銀行・カード・証券など複数サービスを使っている
- 家計簿だけでなく「資産全体」を見たい
- グラフやレポートで分析したい
→ 本格的に家計を管理したい人向け。
🔹 こんな人は「楽天家計簿」
- 楽天カード・楽天銀行・楽天証券をメインで使っている
- シンプルに支出を把握したい
- 無料で手軽に続けたい
→ 楽天経済圏ユーザーや初心者にぴったり。
まとめ:どちらも優秀、生活スタイルで選ぼう
マネーフォワードは「資産管理もできる高機能派」、
楽天家計簿は「楽天中心で暮らす人の時短家計簿」。
迷ったら、まずは両方の無料版を1週間試してみるのがおすすめです。
自分の使っている銀行やカードがスムーズに連携できるかを確認すると、自然とどちらが合っているか見えてきます。
💡結論:
- 複数の金融口座をまとめたい → マネーフォワード ME
- 楽天サービス中心でシンプルに使いたい → 楽天家計簿
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