住宅ローン減税10年が終わりを迎えるタイミングで、変動金利の上昇の通知が来たので
借り換えを本気で考えようとシミュレーションしてみました。
借り換えの手数料は省いてますし、借り入れ額も参考です。
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― 金利0.7%から「1.1%に上がる場合」と「0.59%で借換(25年/35年)」を徹底比較(借入3000万円版) ―
住宅ローンの見直しでよくある疑問、それが
「金利が上がるリスクを考えると借換した方が良い?」
という問題です。
この記事では、借入 3,000万円・当初金利0.7% のケースをもとに、
以下のパターンを徹底比較します。
📌【比較する4つのケース】
① 0.7%のまま完済(35年)
② 10年後に金利1.1%へ上昇(残り25年)
③ 10年後に0.59%で借換(35年)
④ 10年後に0.59%で借換(25年) ← 新規追加!
📌 前提条件(共通)
- 借入額:3,000万円
- 当初金利:0.7%(35年)
- ボーナス返済なし
- 10年後の残債は 約 2,219万円(計算済み)
🔍 Case①:0.7%のまま完済(35年)
- 毎月:約 80,600円
- 総支払額:約 33,000,000円
これが基準パターン。
🔍 Case②:10年後に金利が 1.1%へ上昇(残り25年)
10年後の残債(約2,219万円)を金利1.1%・25年で返済するケースです。
- 毎月返済:約 87,300円
- 残り25年の支払総額:約 26,190,000円
- 最初の10年(0.7%)の支払額:約 9,672,000円
✔ 総支払額
約 35,862,000円
✔ 基準(0.7%のまま)との差
+約 286万円(支払増)
➡ 金利上昇はかなり負担が増える。
🔍 Case③:10年後に0.59%で借換(35年)
- 借換後の毎月返済:約 58,200円
- 借換後35年の支払総額:約 24,444,000円
- 最初の10年:9,672,000円
✔ 総支払額
約 34,116,000円
✔ 基準との差
+約 111万円
➡ 月々は激減するが、総額では割高(返済期間が延びるため)。
🔍 Case④:10年後に0.59%で借換(25年返済)
返済期間を延ばさず、
「残り25年で返す」パターンならどうなるか?
- 借換後の毎月返済:約 72,300円
- 借換後25年の支払総額:約 21,690,000円
- 最初の10年支払額:9,672,000円
✔ 総支払額
約 31,362,000円
✔ 基準との差
▲約 164万円(支払減)
➡ 月々は上がるが、総支払額は最も少ない!
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📊【4パターンの総支払額 比較一覧(3000万円借入)】
| ケース | 内容 | 総支払額 | 基準との差 |
|---|---|---|---|
| ① 基準 | 0.7%のまま35年 | 33,000,000円 | - |
| ② 金利上昇 | 10年後→1.1%(残25年) | 35,862,000円 | +286万円 |
| ③ 借換(35年) | 0.59%で35年借換 | 34,116,000円 | +111万円 |
| ④ 借換(25年) | 0.59%で25年借換 | 31,362,000円 | ▲164万円 |
📝【結論:どれが一番得?】
❌ 金利が上がる(1.1%)
→ 最悪パターン(+286万円)
❌ 0.59%の35年借換
→ 月々は安いが 総額は高くなる(+111万円)
✔ **最もお得なのは…
→ 借換しつつ返済期間を25年にするパターン!**
- 月々はやや増える
- しかし総支払額は 164万円も減る
💬【まとめ】
- 金利上昇リスクは大きい(総額+286万円)
- 借換は金利が下がるだけでは不十分
- 返済期間を伸ばすと総額は増える
- 返済期間を短くして借換が最強

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